10年で資産4500万円!地方在住4人家族が実践したセミリタイアへの道

セミリタイアを目指しているけれど、実際に何から始めればいいか分からない…。
「子育て」、「仕事」、「家事」に追われてそんな余裕は…。

地方在住で平均的な40代サラリーマンです。約10年前から、地道に資産形成を行ってきました。
決して高収入ではありませんが、子育てをしながら「節約しすぎず」「楽しみながら」「堅実な投資を続ける」ことで、約10年で4500万円の資産を築けました。この記事ではその背景や日常の工夫をまとめてお伝えします。まだ道半ばですが、これからセミリタイアや資産形成を考えている方の参考になればうれしいです!

 目次

  1. はじめに:地方在住・共働き・子育てしながら目指したセミリタイア
  2. スタート時の我が家の状況(年収・支出・資産)
  3. 取り組んだこと①:支出の最適化(家計管理)
  4. 取り組んだこと②:インデックス投資と高配当株
  5. 10年続けたからこそ見えた資産形成のコツ
  6. まとめ:あなたも「10年後の自由」を手に入れられる!

■ 1.地方在住・共働き・子育てしながら目指したセミリタイア

  • 約10年前に結婚した私達は、正社員の共働き夫婦でした。
    元々節約志向だった私は、どのように家計管理をするのが良いか考えるようになりました。
  • 家計管理や投資等の書籍を読んで情報を集めた結果、私の収入で生活し、妻の収入はインデックスファンド等の低リスク投資に回すというプランが良いのではと考え始めました。
  • 妻は節約志向という訳ではなく、欲しいものはローンで購入するタイプでしたので、節約することに積極的ではありませんでした。ただ、何かあったときにお金があると安心なこと、いつまで共働きができるかもわからないという点は考えが一致したのでプランに合意してくれました。
  • プランに従って、積立運用し続けると、計算上は約15年で7000万円超の資産が築ける計算でした。あまりの金額に現実感はありませんでしたが、実現すればセミリタイアすることも可能になることを感じました。
  • この10年間に、自宅購入、子育て、妻がパート勤務に変更など、当初の想定から色々変更がありましたが、気づけば取組開始から約10年で資産は4,500万円に到達しました。
  • 同じように子育てや家計に悩みつつ、でも「今の働き方をこのままずっと続けていいのか?」と感じている方の参考になれば嬉しいです。

■ 2.スタート時の我が家の状況(年収・支出・資産)

そんな我が家の当時の状況は、記憶の限り次のようなものでした。

私  約25万円(手取り月収)
妻  約20万円(手取り月収)

毎月の生活費  不明

資産      私 約500万円
        妻 0円(車、エステ等のローン残額有)

当時の私たちは、元々夫婦別会計であり、家計簿もつけてないので、毎月いくら使っているかすら分からない状態。まずはマネーフォワードで支出を記録していくことにしました。

3.取り組んだこと①:支出の最適化(家計管理)

資産形成の第一歩として取り組んだのは、「支出の最適化」でした。
支出を記録することで、どんなことにお金を使っているか見えてきましたので、家計全体を「固定費」「変動費」に分けて整理し、以下のような見直しを行いました。

「固定費」

  • スマホを大手キャリアから格安携帯に変更
    (夫婦で月2.5万円⇒5,000円台へ)
  • 生命保険を掛け捨てタイプの県民共済保険に変更
    (月2万円→3,000円程度へ)
  • 1台を軽自動車に変更
    (車にこだわりがない私がコスパの良い軽自動車を通勤に活用)

「変動費」

  • 平日の昼食・飲み物をお弁当・水筒持参に変更
    (月約2万円⇒0円?(通常の食費内でカバー)
  • なんとなくショッピングモールに行くのを辞め、公園等に遊びに行く

  (休日にやることが無いから、とりあえずイオンに行くを辞め無駄な買い物が減る)

無理に切り詰めるのではなく、「価値を感じない支出は減らし、必要なところにはお金を使う」というメリハリを意識しました。例えば、旅行などの「思い出」に関する支出は優先順位を下げませんでした。

このような支出の最適化を続けた結果、無理なく生活レベルを維持しながら、投資に回せる余剰資金を増やすことができました。

取り組んだこと②:インデックス投資

投資に回せる余剰資金がおおよそ把握できたら、給与口座から天引きして、毎月積み立てました。
以前に個別株で上手くいってなかったので、インデックス型投資信託を積み立てることにしました。

5.10年続けたからこそ見えた資産形成のコツ
 料理と一緒で、余計なことをせずレシピ通りに作るというのが結果的に上手く行ったコツだった気がします。途中に1千万以上資産ができたタイミングで、コインランドリー運営や新築アパート運営など、業者に話を聞き検討しましたが、最後は怖気づいて手を出しませんでした。
 今考えると、リスク把握や対応方法を学んでおらず、業者に言われるまま何とかなるかなという感覚のみで判断しようとしていたので、実施していても上手く行ってなかった気がします。
 資産形成は、毎月定額引き落としでインデックス投資を積み立てしたこと、生活費を上げずに生活できたこと、に尽きる気がします。

6.まとめ:あなたも「10年後の自由」を手に入れられる!
 独身時代に、一気に資産を築こうと個別株取引などしていた時は、ふりかえると資産は減っていました。生活レベルは慣れてしまうと特に違和感を感じなかったので、何も特別なことはせず、気が付いたら4500万円の資産ができていた感覚です。現在は、妻がパート勤務をしているので、少額しか積み立てはしていませんが、今までの資産が勝手に増えてくれる状態です。
 今後は、インデックスファンドの一部をSCHDなどの高配当投資信託等に移行し、配当金を活用し、家族旅行等に活用し、思い出を作ることに力を入れていく予定です。
 まとまった金額の資産ができると、金銭的な面では心配はなく、どのように資産を活用して生活を改善できるかと考えることができます。

 10年と聞くと長く感じますが、無理のない金額を毎月積立投資していくと、気が付くとそれなりの資産額になります。まだ積立投資を始められていない方は、少しづつでも取り組まれてはいかがでしょうか。

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